歴史をたどると「餡(あん)」はもともと詰め物の意であり、日本へは聖徳太子の時代に中国から伝来したとされ、中国菓子で用いられる肉餡がその原形となっていると考えられる。
この小豆を用いた小豆餡が開発されたには鎌倉時代であるとされている。
当初は塩餡(しおあん)であったが安土桃山時代になって甘い餡がもちいられるようになった。
砂糖が用いられるようになったのは江戸時代中期から高貴な身分に限られていた。
こう言った歴史をたどると大切な餡(あん)には風呂敷で包みたくなる和風のお菓子である。
これは日本人が着物姿でやりそうな行動が目に浮かぶ。
そもそも大切に取っておきたいと思う日本人の思想から
考えると風呂敷で包むのが頭に浮かんだ。
そうだ!風呂敷餡(ふろしきあん)にしてみよう!
フロシキあんレシピ
材料 直径20㎝
A{ 強力粉120g、薄力粉40g、ドライイースト3g、砂糖10g、塩4g、スキムミルク10g}
卵1,ぬるま湯(37~38度)80cc、バター10g、粒あん100g、白ごま適量
手順
① ボールにAの材料を入れて混ぜ合わせておく。
②粒あんは(100g)団子状に丸めて平らに形どっておく。
③卵とぬるま湯合わせて100ccにしたものをこね機ケースに入れる。⇒バター10g⇒①粉類の材料の順に入れる。
④こね機ケースを本体に設置し設定で10分作動させる。
⑤一次発酵(耐熱ガラスボールに移してパンメーターを生地に刺して乾燥させないようにラップをする。
⑥一次発酵パンメーター測定35度で一時間(ふかし鍋の中のお湯を一度沸騰したお湯にて測定。)
⑦分割(発酵した生地を台(台は薄力粉を振り合わせるとべとつきがない。)に移して両サイドに伸ばして4等分に丸めておく。
⑧ベンチタイム(丸めた生地をシート上にのせて乾燥させないように濡れ布巾でかぶせること15分~20分)
⑨休ませた生地を台の上に四角い形になるように並べて生地を2センチほど重ね合わせたらめん棒で馴染ませる。
⑩成形(生地の上に餡(あん)をのせて風呂敷のように包んだら生地と生地の縫い代を焼いたときに広がらないように指でつまむ。
⑪オーブン板にクッキングシートを敷いて指でつまみ上げた面は下にし卵水を刷毛で生地に塗る。
⑫ごまをトッピングしたらオーブンで二次発酵30分設定。
⑬オーブン予熱10分⇒190℃設定で5分(焼き色がついたら出来上がり!
シンプルでしかも焼きたてパンは最高!
風呂敷あんのイメージが何となくダサい!
↓
*フロシキアン*シャレたどこかの外人の名前に見えない!!見える見える
名前が最高!!