古くから食は様々な地域に根ざし人々は生活の中心として食文化を生み出した。
そしてまたその地域の気候風土で育てた食材を用い食品への加工法や調理法が開発されそれに伴って独特の調理道具も発達してきている。
世界の食文化はそれぞれの時代背景と移り行く異なった自然環境の中で受け継がれ更に進化を続けている幅ひろく奥深い。
最も深い歴史をたどってみると火を用いることと火をおこすことには大きな違いがある。

ヒト科の動物は30万年前から10万年前もの間におそらく堅い木と柔らかい木をこすり合わせることで火をおこす秘密を見つけたという。
これまでに見つかって最古の炉(いろり)は30万年前のものでテルアビブ(イスラエル)近くのQESEM(ケセム)洞窟に残されている。
そもそも地球の始まりは火の支配から始まったと言ってもよい。
このヒト属の初期の種が火を支配し自分たちのための利用することを覚えた歴史は60~30万年前である。
そして何よりも火は私たちの身近な美味しい家庭料理をも生み出している。
火から生まれた料理
この世界中の料理は紀元前10万年前まで広く行きわたった。
この料理には味覚を発達させてからなお料理仮説によるとある学派は「私たちの脳は料理によって現在の50テラバイトを超える大きさに発達」と唱えられる。
これには脳に良い食べ物をとる量が増えると同時に食べるために必要な時間が短くなったためだとする。
食べ物の味覚
食べ物の味は主に舌の表面にある味蕾(みらい)によって感じることができるがこの食べ物の構成する主な成分はアミノ酸、有機酸
、核酸などである。
この味の種類はハンス・へニングが唱えた4原味(甘味、塩味、酸味、苦味)に旨味(うまみ)を加えたをぷらすした5種類である。
このうまみは不思議なことに世界共通語であるという。
料理に紐解く旨味(うまみ)
世界共通語であるうまみは外国表記(umami)和食ブームになった2013年ユネスコ無形文化遺産に登録され、はや10年近くになりつつある
日本であるがそもそも地形図からみると日本海に面しているので美味しい魚介類が手に入ると日本のあれこれと海外での旅行すると
耳にする機会がある。